3Dジャイロのカーナビ
ジャイロセンサーは、角速度を検出するセンサーのことを指します。
どのように角速度を検出するかというと、運動しているモノが回転すると、その速度方向と垂直に
”コリオリの力”が働くという物理現象を利用して検出します。
ジャイロセンサーはよくカーナビに使われていますが、2001年にカーナビ界で3Dジャイロが話題になりました。
今回は3Dジャイロがどんな構造、動作をしているのか説明していきます。
そもそもカーナビに使われているジャイロセンサーは振動ジャイロといいます。
この振動ジャイロは、(セラミック、水晶)も音叉式なのですが、質量を加振する
つまり音叉やビーム棒を振動させる時に固定支店が必要となり、支店に外部震動や
衝撃が加わると誤出力を出してしまう欠点があります。
音叉方式のジャイロはこの構造的問題を抱えており緩衝材を使っても経年変化で
効果が薄れてるなどこん根本的な解決方法に乏しい現状です。
では、3Dジャイロの場合、振動(音叉式)、加速度センサ、車速センサを組み合わせたもので、
左右方向だけでなく上下方向も認識可能になっているのです。
1、振動ジャイロ
車の回転方向を求める角速度センサで、コリオリの力を利用しています。
2、加速度センサ
前後の加速度を求めるセンサで、固定電極ではさまれた可動電極と2つのスペーサーで構成されています。
3、車速センサ
車のパルスにより車の進んだ距離を求めるセンサになっています。
この3つを組み合わせたものが3Dジャイロで、最近のカーナビは3Dジャイロセンサーを搭載しています。
なので、放っておいても正しい位置を表示できるようになりました。
しかし、3Dジャイロにもメリット、デメリットがあるので、3Dジャイロのカーナビを搭載する場合
しっかり調べてから搭載することをお勧めします。